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TASINAMUHITO

TASINAMUHITO Vol.4

和の心を知る市井の人は
日々に息づく伝統と、美しい土地に心を配り
暮らしの道具をたしなみます。

SOUKAN KUMANO

Tea Master

PROFILE

熊野 宗寛さん

茶道家

裏千家茶道-准教授の熊野宗寛さん。15才より茶道をはじめ父の熊野宗廣に師事。古流松濤派華道副家元。そのお稽古場は、木場駅から徒歩1分。昔ながらの街並みのなかに新しいカルチャーが溶け込む街で、様々な年代の人に広める。お点前はもちろん立ち居振る舞いまで、基本を大切にじっくりと取り組むのが熊野さんの在り方。茶道の稽古だけではなく茶会や野点行事などでもお茶の魅力を伝えている。

INTERVIEW

―茶道の根底にはどんな考えがあるのでしょう?

おもてなしの文化ですね。ただお茶をたてるだけでなく、いかに美味しく飲んでもらうか、気持ちよく帰ってもらえるかも大切です。相手が心地よいと感じる場づくりも大前提。畳の掃除に始まり、その場その相手に応じて、軸を選んだり花を入れたり考えます。炭を使う場合はその前日にその炭を洗って干しておくんです。こうしておくと炭の粉が落ちてパチっと爆ぜることが少なくなるんですよ。

そうした準備の上で、お茶を楽しんでいただきという気持ちをいつも持っているものです。どの流派にとってもこれは同じでしょうね。

さらに僕なりの感じ方として、茶道はお茶を通じた人対人の「心のかよいあい」のように思います。言葉ではなくお茶によって会話する。そこが茶道の面白いところであり、奥深いところなんです。

―立ち居振る舞いはどのように身につくのでしょう?

日本舞踊などにも通じて言えそうですが、ひとつひとつの動作に神経を行き届かせることは大切です。指先が柔らかく使えているか、立ったり座ったりや姿勢など、全てにおいて美しい所作を心がけなければいけません。とはいえ、それも続けていると自然な立ち居振る舞いとして身についてくるものです。

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